
茨木市のM様より、「脱衣所から排水のようなにおいがする」とのご相談をいただきました。
M様邸は築3年と比較的新しい戸建て住宅です。しかし、ご家族5人で生活されており、水まわりの使用頻度が高いことから、屋外の排水管内部には油分を含んだ汚れや、ぬめり状のバイオフィルムが蓄積していました。
「築浅だから、排水管はまだ汚れていないはず」と思われがちですが、汚れのたまり方は築年数だけでなく、ご家族の人数や生活スタイルによっても変わります。
今回は、脱衣所で感じていた排水臭の原因を確認し、屋外の排水管を高圧洗浄した事例をご紹介します。
脱衣所から感じる排水臭の原因を調査
脱衣所で排水のにおいを感じる場合、次のような原因が考えられます。
- 洗濯機の排水口や排水ホース周辺の汚れ
- 排水トラップ内の水が少なくなっている
- 排水管内部に汚れが付着している
- 屋外排水管の流れが悪くなっている
排水トラップとは・・・排水口の途中に水をためて、下水のにおいや虫が室内へ上がってくるのを防ぐ仕組みです。

ただし、排水トラップだけを清掃してもにおいが改善しない場合は、さらに先の排水管や屋外の点検口まで確認する必要があります。
今回、屋外の排水管内部を確認したところ、写真からも分かるように、管の内側に茶色や灰色の汚れが厚く付着している状態でした。

築3年でも排水管に汚れがたまった理由
屋外の排水管には、キッチンや洗面所、浴室、洗濯機などから流れた生活排水が集まります。

キッチンからは油分や細かな食べ物のかす、浴室や脱衣所からは皮脂、石けんかす、洗剤、髪の毛などが流れ込みます。少量ずつであっても、毎日の使用によって排水管の内側に付着し、時間をかけて汚れの層をつくっていきます。
M様邸は築3年でしたが、ご家族5人で水まわりを使用される機会が多く、一般的なご家庭よりも排水量が多いことが、汚れの蓄積に影響したと考えられます。
築年数が浅い住宅でも、使用人数や料理の頻度、洗濯回数などによっては、早い段階から排水管の点検が必要になる場合があります。
排水管に付着する「バイオフィルム」とは
バイオフィルムとは、排水管内に付着した油分や石けんかすなどをもとに、細菌などがつくるぬめり状の膜です。
キッチンや浴室の排水口に付着する、ぬるぬるとした汚れをイメージすると分かりやすいでしょう。
バイオフィルムが厚くなると、その上にさらに汚れが付着しやすくなります。排水の通り道が少しずつ狭くなるだけでなく、排水臭や流れの悪さにつながることもあります。
表面から見える排水口を清掃していても、手の届かない配管の奥には汚れが残っている可能性があります。
高圧洗浄で排水管内部の汚れを清掃
今回は、屋外の点検口から排水管の状態を確認し、高圧洗浄機を使用して管内を清掃しました。
排水管の高圧洗浄では、専用のホースを管内へ入れ、水の圧力を利用して内側に付着した油汚れやぬめりを洗い流します。
家庭用の排水口ブラシでは届かない場所まで洗浄できるため、現在たまっている汚れを除去するだけでなく、将来的な排水つまりや悪臭の予防にもつながります。
ただし、配管の材質や劣化状態によって適切な水圧や作業方法は異なります。水道修理業者が配管の状態を確認しながら作業することが大切です。
戸建て住宅でも定期的な排水管清掃を
マンションなどの集合住宅では、建物の管理計画に沿って、半年から1年に一度程度の排水管清掃が行われるケースがあります。
一方、戸建て住宅では、排水管の清掃を行うタイミングを各ご家庭で判断しなければなりません。そのため、排水の流れが悪くなったり、においが発生したりしてから、初めて排水管の汚れに気づくこともあります。
生活環境や使用状況にもよりますが、戸建て住宅では5年から10年に一度程度を、排水管の点検や高圧洗浄を検討する一つの目安として考えるとよいでしょう。
ただし、家族の人数が多いご家庭や、料理・洗濯の頻度が高いご家庭では、もう少し早めに確認した方がよい場合もあります。
高圧洗浄による排水管清掃を検討したいサイン
次のような症状が見られる場合は、排水口だけでなく、排水管の奥に汚れがたまっている可能性があります。
‣ 排水口を清掃してもにおいが残る
‣ 水を流すと「ゴボゴボ」と音がする
‣ 浴室や洗面所の水が流れにくい
‣ 複数の排水口で同時に流れが悪くなった
‣ 屋外の排水桝に汚れや水がたまっている
複数の水まわりで同時に症状が出ている場合は、室内の排水口ではなく、屋外の排水管や建物全体の排水経路に原因があることもあります。
茨木市でトイレつまりが起きた場合も、便器だけでなく、その先の排水管に汚れや異物がたまっているケースがあります。
水まわりトラブル予防に高圧洗浄の定期的な清掃をおすすめします!!
✓ ご家庭の人数や使用頻度が多いご家庭 ✓ 5~10年に1度の点検・清掃が理想です ✓ においやつまりなどのトラブルを予防できます

!水まわりトラブルで注意したいこと!
排水のにおいや流れの悪さを感じたときは、まず取り外せる範囲の排水口部品やゴミ受けを清掃し、排水トラップに水がたまっているか確認してみましょう。
▼ 排水トラップ確認場所はここです ▼

ただし、市販の強力な薬剤を何度も使用したり、種類の異なる薬剤を混ぜたりすることは避けてください。配管を傷めたり、有害なガスが発生したりする危険があります。
また、屋外の排水桝に水がたまったまま引かない場合や、トイレ・浴室・洗面所など複数の場所で流れが悪い場合は、無理に水を流し続けず、専門業者へ相談することをおすすめします。
まとめ
今回の茨木市M様邸では、築3年という築浅住宅でありながら、屋外の排水管内部に油汚れやバイオフィルムが蓄積していました。
排水管の汚れ方は、築年数だけでは判断できません。ご家族の人数や水まわりの使用頻度によっては、比較的新しい住宅でも排水臭やつまりが発生することがあります。
排水口を清掃してもにおいが消えない場合や、水の流れに違和感がある場合は、屋外の排水管まで確認することで原因が見つかることがあります。
定期的な点検や高圧洗浄は、現在のにおいや汚れへの対処だけでなく、将来的な排水トラブルを予防するためにも有効です。
茨木市で水漏れ・トイレつまり・水道修理なら茨木市水道センターへ
茨木市水道センターでは、水漏れや排水臭、トイレつまり、排水管の流れの悪さなど、さまざまな水まわりトラブルのご相談を承っています。
「排水口を掃除してもにおいが残る」「最近、水の流れが遅くなった」「屋外の排水管を一度確認してほしい」といった場合も、状況を確認したうえで必要な作業をご案内します。
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